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勘違いしていませんか? 被せ物が終わったところで、応急処置が終了したと言う事を。
2017.11.21(火)
残念ながら歯医者さんへ行く理由は…
①痛い、腫れた
②取れた、穴が空いた
これが殆どです。
そして、この場合
応急処置→痛みを取る、ないし穴に仮詰をする
治療→穴にちゃんとしたものを詰めたりかぶせたりする事
だと思っている人が非常に多いと思います。
が、これは間違いだと当院では考えて居ます。
当院で考える治療とは病気を起こした原因を除去することだからです。
つまり、上に書いた治療内容は全て応急処置の中に入り、本当の治療は、詰め物などが終わった後に、お口の環境を今迄の物とは変えていく事こそが本来の治療のスタートとなる訳です。
それを一般に“予防”と言う方もいるかもしれませんが、元来予防と言うのはそもそも病気になる前の状態で行うもので有り、本来の意味の“予防”を行えるのは虫歯も歯周病も全く無い子供さんくらいのものなのかもしれません。
と、言葉遊びが過ぎましたが、皆さんが予防と言ってイメージするものに近い事、そこから更に時間をかけて地道な処置を行っていく事が本来の意味の“治療”となると考えている訳です。
今後の歯医者さんのあり方として最終形態は…
旧:歯医者さん→痛くなった時ガリっとやって痛い思いをして被せるところ
新:歯医者さん→治療(予防)の為に口の中をスッキリさせるところ
としていくべきだと考えています。