よくある質問Q&A
よくある質問
◆C-1 むし歯を防ぐために知ってきたいポイント
皆さんこんにちは。
流山市・初石駅近くの「初石デンタルクリニック」です。
一度むし歯になってしまうと、その歯を元通りにすることは不可能です。
また、むし歯は再発と治療を繰り返す可能性が高い病気です。
このようなことから、むし歯にならないように、小さいうちからしっかりと予防することがとても大切です。
お口の中は普段は中性の状態ですが、食事をすると酸性に傾きます。
酸性の時、むし歯菌などの細菌が歯に付着してプラーク(歯垢)を作り、食べ物に含まれる糖質を使って酸を作ります。
この酸が歯を溶かす「脱灰(だっかい)」を起こし、やがて歯がむし歯になっていきます。
しかし、だ液や歯磨きをすることにより、歯は「再石灰化」して、再びお口の中を中性に戻していきます。
ですが、歯にプラークが付着した状態で、食事や間食をダラダラ続け、歯磨きをきちんとしていないと、お口の中は脱灰が進んで再石灰化するタイミングがなくなるため、むし歯になってしまうのです。
子どものうちからしっかりむし歯予防をすることには、多くのメリットがあります。
乳歯にむし歯がなければ、永久歯がむし歯になる確率が減ったり、歯並びが悪くなることを防いだりすることができます。
また、むし歯予防に大切な「規則正しい食生活」で、むし歯予防だけでなく、心身の健全な発育を促します。
さらに、子どもの頃からむし歯予防の習慣を身につけておくことにより、歯周病予防にも有効で、いつまでも健康なお口を保つことにつながります。
当院では、お子さまのむし歯予防の取り組みとして、以下の方法をおすすめしています。
・歯みがきトレーニング
お子さんのお口に合った歯のみがき方を、歯科衛生士がていねいにご説明します。
このトレーニングは、手先が器用になり、歯みがきの重要性も理解できるようになる5~6歳から、思春期前の8~9歳までが最適と言われています。
・シーラント処置
歯みがきがしづらく、汚れが溜まりやすい奥歯や前歯の裏側にある溝を、フッ素が放出される樹脂で溝を埋めて、むし歯にならないようにする処置です。
・ご自宅での歯みがきレッスン
子どものむし歯予防で一番大切なのは、毎日の歯みがきです。
お子さまが楽しんで歯みがきができるように、ご自宅で親御さまと一緒に歯みがきレッスンすることをおすすめします。
・定期的な検診
子どもの歯並びやかみ合わせは、日々変化しています。
定期検診では、むし歯や歯並び、歯の生え替わりのチェックを行います。
このように、小さいうちからむし歯予防をすることには、メリットがたくさんあります。
お子さまがずっと健康なお口でいられるよう、当院がサポートいたします。