親子予防Family Preventive Dentistry
ご家族皆さんのお口の健康の基礎づくりを始めませんか?
まず最初に むし歯・歯周病を予防する大切さ
むし歯・歯周病はお口の健康だけでなく、全身の健康にも悪影響を及ぼします。
歯は一度削ったり、抜いたりしてしまうと他の体の組織と違って再生しません。
健康も、歯も、失ってから後悔することのないよう、予防をはじめていくことが大切です。
- お子さんの体に与える影響
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● 永久歯もむし歯になりやすくなる
むし歯になった乳歯を放っておくと、細菌が神経に到達し、その下で生え変わりを待っている永久歯も細菌を引き継いでしまいます。
さらに、生えたての永久歯はまだ歯が弱く、むし歯の進行が早いため、生え変わってもすぐに治療が必要になってしまいます。 -
● 歯並びが悪くなる
乳歯がむし歯で欠けたり、抜けた状態だと、永久歯が曲がって生えてきたり、本来は歯が生えてこないような歯ぐきの場所から生えてくることがあります。
歯並びが悪いとケアも行き届きにくく、結果むし歯になりやすくなってしまいます。 -
● 体の発育を妨げる
むし歯で歯が痛むと、食事を避けて食欲不振になったり、歯が痛くないものだけを食べる偏食になって栄養が偏るなどして、全身の発育にも悪影響を及ぼします。
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● 永久歯もむし歯になりやすくなる
- 大人の体に与える影響
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● 歯を失う原因になる
日本人の多くはむし歯・歯周病によって歯を失っています。
入れ歯があれば元通りの機能を補えると考えている方も多いのですが、ご自身の歯に比べると噛みにくく調整が大変で苦労されている方が多くいらっしゃいます。 -
● 全身疾患の原因になる
むし歯・歯周病の細菌が狭窄症や心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎、敗血症など命にかかわる病気や、アルツハイマー型認知症を引き起こすことがあります。
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● 胎児に悪影響がある
妊娠中のお母さんが歯周病にかかっていると、歯周病の細菌が全身に回り、早産や低体重児のリスクが上がる可能性があります。
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● 歯を失う原因になる
予防するためには何をするの?
- ご自宅で、自分に最適な
セルフケアをすること
(歯みがき) - 歯科医院で、定期的に
プロケアを受けること
(病気の発見・クリーニング)
特に大切なのは②の定期的なプロケアです。
むし歯や歯周病はある程度進行しないと、自覚症状が現れません。
自分では気がつけない、初期段階の病気を発見し、治療することができます。
早期発見・治療は患者さんの通院期間・治療費用も軽減でき、さらには健康も維持できるといったメリットが盛りだくさんなのです。
なぜ親子で予防する必要があるの?
お子さんのお口の環境を変えられるのは、
親御さんだからです
お口の環境は、生活習慣と密接な関りを持っているため、生活習慣を意識すれば、お口の環境を良くも悪くも変えることができます。
しかし、お子さんは自分で考えたり、コントロールする力はまだありません。
ではお子さんはどうしているのでしょうか?
お子さんは、親御さんの生活習慣を真似しているのです。
お口の健康状態は、親御さんの生活環境の写し鏡。
むし歯ができやすいのであれば、親御さんがむし歯になりやすい生活をしている可能性が大いにあるのです。
予防メニュー
歯科医院に通う目安は患者さんのお口の状態により異なりますが、平均3~6ヶ月に1度です。
- こども
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● ブラッシング指導
親御さんと一緒にブラッシング指導を受けてもらいます。
初めはお子さんご自身で、最後に親御さんが仕上げ磨きをするようにしてあげてください。 -
● 定期健診
むし歯は早期発見・早期治療が肝心です。
黒い色になっていなくても、むし歯の可能性もあります。プロの目で見てもらうことが大切です。 -
● クリーニング
むし歯の原因になる歯垢・歯石は普段の歯みがきだけでは取り切れません。専用の器具を使って、歯科衛生士に綺麗に取ってもらいます。痛みはありませんのでご安心ください。
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● フッ素塗布
フッ素は歯そのもの(歯質)をむし歯に強くする成分で、食品にも含まれる安全な物質です。
クリーニング後に塗布し、通院ごとに処置を受けて回数を重ねていくと、より高い効果が得られます。 -
● シーラント
奥歯の凸凹した溝をフッ素入りの歯科用プラスチックでコーティングして、歯垢が溜まらないようにする処置です。
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● ブラッシング指導
- おとな
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● ブラッシング指導
むし歯の予防・進行抑制、歯周病の予防・改善には正しい歯みがきが欠かせません。
初石デンタルクリニックでは、段階を踏んで、徐々にブラッシングの効果を高めていくようにしています。
まずは歯みがきの習慣付けから初めて、次にテクニック、次に専用グッズを使うといったステップで進めていきます。 -
● 定期健診
むし歯・歯周病は重症化するまで自覚症状が起きにくい病気です。
プロの目で定期的に見てもらうことで、早期発見・早期治療し、大切な歯を守りましょう。 -
● クリーニング
むし歯・歯周病の原因になる歯石・バイオフィルム(細菌の膜)は普段の歯みがきでは取り切れません。専用の器具を使って歯科衛生士が綺麗に除去していきます。
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● フッ素塗布
フッ素は歯そのもの(歯質)をむし歯に強くする成分で、食品にも含まれる安全な物質です。
クリーニング後に塗布し、通院ごとに処置を受けて回数を重ねていくと、より高い効果が得られます。
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● ブラッシング指導