よくある質問Q&A
よくある質問
◆C-7 「ダラダラ食べ」がむし歯をつくる!おやつの食べ方に要注意
こんにちは。
流山市・初石駅の歯医者「初石デンタルクリニック」です。
みなさんのお子さんはおやつは好きですか?一度甘い味を覚えると、「もっと、もっと!」と、おやつが大好きになるお子さんが多いですよね。
「でも、おやつはむし歯が心配で……」という保護者の方のために、むし歯になりにくいおやつの食べ方をお伝えします。
「どんなおやつを選んだらいいの?」という疑問にもお答えします。
小さいお子さんなら、午前中に1回、お昼に1回と時間を決めておやつをあげましょう。
お子さんにとって規則正しい生活というのは、健康に過ごすために欠かせない生活習慣です。
ご家庭によってタイミングは異なるでしょうが、起きる時間や寝る時間を決めるのと同じようにおやつの時間も決めてあげましょう。
気をつけてほしいのは、いつまでもダラダラと食べないことです。
ダラダラ食べは、むし歯をつくる原因のひとつなのです。
お口の中は何も食べていないと中性の状態ですが、飲食が始まるとお口の中は酸性に傾きます。
酸性に傾いた状態が続くと、歯は溶け出していきます。お口がもとの中性に戻るのに、30分ほどかかるといわれています。
つまり、いつまでもお口の中に食べ物があると、酸性の状態が長く続きむし歯になりやすいお口に変化してしまうのです。
また、「ダラダラ飲み」にも注意が必要です。ジュースやスポーツドリンクは一口飲むだけで酸性のお口になり、歯が溶けやすい状態になります。
水分補給のための飲み物は、お茶やお水を選びましょう。
では、どんなおやつをあげたらいいでしょうか。
●むし歯になりにくいおやつ
- 糖分が少ない
- 食べるのに時間がかからない
- 歯につきにくい
おやつは足りない栄養を補給するための食べ物だと考え、チーズやヨーグルトなどの乳製品、自然の甘味を味わえる果物や野菜をつかったおやつをあげましょう。
カルシウムを簡単に補える小魚もいいですよ。お子さんのおやつ向けに作られたおいしい小魚もあるので、一度試してみてはいかがですか。
長い時間お口にはいっているキャンディや、歯につきやすいキャラメルは何個もあたえないようにしたいですね。
あげるときは「大事に食べてね」と1つだけにしておき、おやつのあとには、お茶を飲ませたり、うがいをさせてあげたりしましょう。
おやつタイムはお子さんの気持ちを切り替え、疲れを吹き飛ばしてくれる素敵な時間です。
食べ方に注意しながら、親子でおやつの時間を楽しんでください。