乳歯をむし歯で失くすと、永久歯もむし歯になりやすい！？

こんにちは。

流山市・初石駅の歯医者「初石デンタルクリニック」です。

「乳歯は、いずれ抜ける歯だから……」と、お子さんのむし歯を見て見ぬふりをしていませんか。

むし歯がひどくなり、生え変わりのタイミング前に抜歯することになると、永久歯が正常に生えてこなくなる可能性があります。

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生えたばかりの永久歯はむし歯になりやすい！

お子さんの乳歯は、6歳ぐらいから永久歯への生え変わりが始まります。永久歯が生えそろうのは、12歳ぐらいです。中学生になるころですね。

生えたばかりの永久歯は柔らかく、歯を守っているエナメル質が未熟で簡単にむし歯になってしまいます。むし歯になりやすい状態はおよそ2年は続くといわれており、特に注意が必要です。

そのような時期に乳歯がむし歯になっていると、生えてきたばかりの永久歯はどうなるでしょうか。

乳歯にむし歯があると、そのお口にはむし歯菌が多くすみついているといえます。

周りの歯にも感染を広げてしまう可能性があり、柔らかい永久歯は、むし歯菌の格好の餌食になってしまいます。

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生える前の永久歯にむし歯が感染することも

また、むし歯がひどくなり、乳歯の根っこにまで広がると、歯ぐきの下で生える準備をしている永久歯まで感染するおそれもあります。

永久歯が生えてきたときには、すでにむし歯になっている状態、というわけです。

それだけではなく、歯の形が正常に育たない、エナメル質が弱くなるなど、乳歯のむし歯は永久歯の成長のジャマになることもあるのです。

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乳歯を失うと歯並びが悪くなる！？乳歯は大切なガイド役

むし歯を放置し続け、乳歯を抜くことになってしまったらどんな影響があるでしょうか。

永久歯がむし歯になりやすいだけではありません。それは歯並びにも関係してくるのです。

永久歯は、生え変わるとき上にある乳歯を押し出しながら、まっすぐに生えてこようとしますが、そこに乳歯がなければどうなるでしょう？どこに向かって生えたらいいのかわからなくなってしまうのです。

傾いて生えてしまったり、生えてくるはずのない場所から生えてきたりする可能性もあります。

つまり、乳歯は、永久歯がキレイに生えてくるために重要なガイド役も担っているのです。

お子さんのむし歯は親子で予防！

お子さんのむし歯を早めに見つけて治療できると、乳歯だけではなくこれから生えてくる永久歯もむし歯から守ることにつながります。

そのためにも定期検診を大切にし、自覚症状がなくても歯医者さんに通院することが大切です。

初石デンタルクリニックでは、親子でのむし歯予防に力を入れて診療しています。

詳しくは「親子予防」のページをご覧ください。